7種類の粘土を使ってバニラアイスを作り比べてみた

7種類の粘土 樹脂粘土
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しばらくコスパ重視で100均(ダイソーさん)の『超軽量樹脂粘土』を使ってアイス作りを続けていましたが、ぶっちゃけほかの軽量樹脂粘土を使って作ってみたらどれくらい差が出るものなのか気になったので、7種類の粘土を使って、同じ重さで、同じ道具を使って、同じような色でバニラアイスを作ってみたらどんな違いが出るの試してみることにしました

7種類の粘土でバニラアイスを作り比べてみる

気にいったら、よく購入することになるかもしれないので、近所の店で購入できるものでそろえることに。今回はアイスを作ることに限定するのでなるべく似たような重さのものがいいかなと思い軽量粘土を6種類と、似たような重さの紙粘土を準備してみました

7種類の粘土

この粘土を使って同じ重さで作っていけば、いつも使っている粘土が本当にコスパがいいのかわかるし、もっとアイスクリーム作りに向いている粘土が見つかって今後の活動にも生かせるかなぁと

基準をどの粘土にするのか

7種も粘土があるので正直どの粘土を基準にするのかかなり迷った・・・本来ならいつも使っているダイソーさんの『超軽量工作粘土(60g)』を基準にしたいところだけど・・・

今回ひとつだけ初めからバニラアイスの色がついているものがあるし・・・う~ん・・・

できれば色も全部寄せて作りたいかなぁ。なので色付きの『アイスクリームねんど』を基準にして、いつもの型で中をくりぬいたりせずに作れるちょうどアイスになる量の重さを始めにって、それを基準にして全部作っていくことにしようかと

※2024年の7月時点で、近所の店から購入した値段になっていますので、参考程度でお願いいたします

『アイスクリームねんど』(ダイソー)¥110(税込)45g

早速基準になるアイスを作っていこうかと。色はついているので軽くこねてから型に軽くつめてみて重さを計ってみたら20gだったので、全部の粘土は20gで統一することに

何度かこねて伸ばしてみたらこんな感じ。そこそこ伸びるし、伸ばすと隙間が開いてきて、なんだかアイスみたいな見た目になるので驚いた!小さなツブツブも入っているし、さすがアイスクリームねんどとうたっているだけのことはある!(←失礼)と感心。色もバニラアイスクリーム色だし、特にこれから着色とかは必要ないなと

粘土を伸ばす

20gでこのくらい。ちょっとアイスの型からはみ出す感じ。いつもの粘土でもこのくらいのはみ出し具合で作っているので基準としてはとてもいい感じかなぁと

粘土の形を整える

【扱った感想】

  • つぶつぶしたものが入っている
  • 歯ブラシで模様をつけやすい(早くアイスの様な模様が出来上がる)
  • 色もついているので作るのが早かった
  • アイスを作るのにとても向いていると感じたので量がもう少し欲しい

『Hearty Soft (ハーティソフト)』180g

2個目はハーティーソフト。アクリル絵の具の黄色を混ぜたら前回の『アイスクリームねんど』と同じような色にできたので、今後の粘土も黄色のみを混ぜるので統一することに。色が同じになるまで絵の具を調整しながら、50回捏ねたもの。伸びはこのくらい

粘土を伸ばす

あれ?ちゃんと20g計ったはずなのに少ない?仕方ないからちょっと真ん中を窪ませて調整しよう

粘土の形を整える
  • 歯ブラシで模様をつけるのに少し手間取った
  • 20gで『アイスクリームねんど』より少し量が少なかった
  • どちらかというとつるつるしている感じなのでアイスクリームは作りにくい感じがした(マカロンとかパンケーキとかもっと軽いものを作るのには向いているのかも・・・)

『Hearty (ハーティ)』¥660(税込)180g

3個目は同じハーティのソフトではない方。こちらも軽かったので、ハーティーソフトとの比較も兼ねて使ってみることに。着色しながら50回捏ねたものがこちら

粘土を伸ばす

伸びは普通?型に入れてみた感じは20gで『アイスクリームねんど』より少し多いかな?って感じ。あとやはりハーティソフトの方が少し軽いのかな?と感じました。あれ?同じ180gの袋のはずなんだけど・・・?気のせいかな?(あくまで個人の感想です)

粘土の形を整える
  • 量は『アイスクリームねんど』より少し多め
  • 歯ブラシでも模様は付けやすい
  • ハーティソフトよりかなり早くアイスを作ることができた
  • べた付きもないし扱いやすい感じがしたので、今後はこちらの粘土に変えていくか検討中

『グレイススーパーライト』¥660(税込)約160g

4個目はグレイススーパーライト。以前使っていたグレイスの軽量版?なのでどんなものか気になっていたので楽しみにしてたんだけど・・・着色しながら50回捏ねたのがこちら。あれ?伸びない??あとほかの軽量粘土に比べて少しどっしりとした感じはするなぁと思いながら型へ・・・

粘土を伸ばす

あれ???他の粘土と同じように詰めたつもりなんだけど、固い!!!変に切れ目が入ってしまったので、再度型に詰めてから念入りに押し込んで成型し直し・・・

粘土の形を整える

今度はちゃんとなったかな?量は20gでちょうどいい感じ。ハーティと変わらないぐらいの量かな?

粘土の形を整える
  • 歯ブラシではかなり強めにこすらないとなかなか模様がつきにくい
  • ちぎるときからどっしりと重い感じ
  • 歯ブラシで一度成型してしまうと少し触ったぐらいでは型崩れはしにくいので、成型してしまうと何度も調整はしなくていいので、その点は楽

『モデナソフト』¥1050(税込)150g

5個目はモデナソフト。モデナ自体扱ったことはないのでこちらもどんなものか楽しみにしてたんだけど、計った時点で明らかに量が少なくて動揺してしまった(笑)

すみません・・・着色しながら50回捏ねたのに伸ばすのを忘れてしまいました

こちらもちょっと重い感じが・・・というか少ない!!!型にいれるとわかるけど本当に20g??すごく高級な粘土なのはわかったけどどうしたものか・・・

粘土の形を整える

仕方がないので、違う型を使ってとりあえずアイスの形にはすることに

粘土の形を整える

7本針で成型している途中で針に粘土が絡まっていって驚いた!!う~ん・・・こんなのは初めてで初心者の私は初めから最後まで振り回されて、持て余してしまう高級粘土って感じだ

粘土の形を整える
  • 20gでかなり少ない
  • 歯ブラシでなかなかガサガサ模様が付かない。粘土が歯ブラシについてくる感じ
  • 7本針に粘土がからまってきて取れてしまう
  • しっとり?もったりしている感じ
  • 高級感がある感じなのでもしかしたらチョコレートとかには向いているのかな?と思いました

『超軽量工作ねんど』(ダイソー)¥110(税込)60g

6個目で前回から愛用中の超軽量工作ねんど。着色しながら50回捏ねたのがこちら。これはもう何個もアイスを作っているから慣れたもの。と思ってたけど改めて伸ばしてみたら伸びる伸びる(笑)

粘土を伸ばす

あまりにも伸びるので、ちぎる時に粘土がずっとついてくるのはちょっと欠点かなぁ・・・(笑)

粘土の形を整える

そして20gでかなり多い!!!きちんと計ってみて量の多さに驚いた!!!計ってみて17gで余裕でアイスができたので、残った3g分でホワイトチョコ風の飾りまでできてしまった・・・なんて万能な粘土なんだ!!と改めて感心!

粘土の形を整える
  • とにかくよく伸びる
  • 量は多め。17gでアイスが出来て3g残った
  • 成型もしやすく、歯ブラシで模様も付きやすいが、伸びすぎてふわふわしているので、成型後切ったりするのには向かなかったです

『かる~いかみねんど』(セリア)¥110(税込)約70g

最後、7個目はかる~いかみねんど。ダイソーさんばかりでほかの100均も試したかったので、一番軽量粘土に近そうな量の物で試してみることに。グラム数は一番多いから、コスパ的には多分一番いいと思うし、成分をみたら紙だけではなかったので、いい感じにできればなぁと期待

着色しながら50回捏ねたのもがこちら。おっ?伸びはなかなかいい感じじゃないかな?

粘土を伸ばす

量も18gで作れて2g残った!!こちらもかなりいい感触。もしかしてかなりいい感じの粘土発見か!!?

粘土の形を整える

と思いきや・・・歯ブラシで模様つけだしたらぽろぽろ崩れ出した!!?7本針にも絡まって絡まって成型が大変・・・あと後片付けが地味に大変でした・・・やはりかみねんどということなのかなぁ・・・

粘土の形を整える
  • 手にくっつくのと、爪の間にかなりはいってくる
  • 歯ブラシ、7本針にくっつくので掃除が大変
  • ぽろぽろと剥がれてくる
  • コスパはとてもいいのでお子さんとの工作とかには向いてるかも

7種全部作ってみて・・・

全部作り終えてから1gの値段を計算して、20gで1つのアイスクリームを作るのにいくらぐらいかかるのかを出してみました

※こちらは作ってすぐに撮った写真になります

粘土値段比較

3日間乾燥させたものがこちら

粘土の収縮率

1日目に薄く線で囲んでから、裏返したりしながら常温で3日間乾燥させてみました。『アイスクリームねんど』が一番そのままの大きさで乾燥されていて他6種類はどれも少し縮んでいるかな?といった感じでした

ただ『モデナソフト』だけがなんだか触っていて違和感が・・・サイズも違うし思い切って切ってみました

粘土を切る

うそ・・・まったく乾いていない・・・このサイズで作ると中身がなかなか乾燥しない粘土だったのか・・・モデナソフト・・・やはりまだ素人の私が扱うのには早い粘土だったようだ・・・

まとめ

バニラアイスクリームを7種類作ってみて個人的によかったと思った粘土は

  • バランスがとれていて一番作りやすかったのは『ハーティ』
  • 着色の手間がなくて一番早く作れたのは『アイスクリームねんど』
  • コスパがよくて大量生産にむいているのは『超軽量工作ねんど』

ということで私のなかで一番使いやすいと思ったのは『ハーティ』という結論になりました

あとこの3種類は2日ぐらいで乾燥も進んでいて全体的にストレスなく作ることができたので、ハーティ以外も今後も使っていきたいなと思いました。『アイスクリームねんど』はもうすこし色の種類があるといいんだけどなぁと思ったのですが、お子さんと一緒に作る。とかだったら一番オススメかもしれないです。

逆にグレイススーパーライトモデナソフトに関してはすこしほかのスイーツはフルーツを作ってみたりして扱いかたを覚えないとなぁ・・・と。今後の課題までできるとは思わなかったので7種類に挑戦してみてよかったなぁと

夏休みの工作に参考になればうれしいです

追記(キャン★ドゥさんのかみねんどでも試してみた)

8種類目になるのですが、キャン★ドゥさんでも似たような粘土がないかなぁと探していたところ、セリアさんと同じような粘土を見つけたのでこちらも試してみることに

のび~るかみねんど

紙粘土とのことでしたが伸びるとのことなのでもしかしたら、セリアさんの『かる~いかみねんど』にちかいのかな?と・・・う~ん・・・まぁ素人が成分を見たところで似てるかどうかなんてわからないんですが(笑)

かみねんど裏面

とりあえず上の7種類と同じように作ってみたところ、歯ブラシと七本針で成型時にセリアさんの『かる~いかみねんど』みたいにぽろぽろと崩れたりはしなかったです

粘土のアイスクリーム

ただグラム数とかで考えると50gということなので・・・個人的に100均の粘土でアイスを作るということでしたら、

  1. ダイソーさん 『超軽量工作ねんど 60g』
  2. キャン★ドゥさん 『のび~るかみねんど 50g』
  3. セリアさん 『かる~いかみねんど 約70g』

の順でダイソーさんの『超軽量工作ねんど』がコスパがよくて、扱いやすかったかなぁといった印象でした。参考までに